二木式腹式呼吸法(読み)にきしきふくしきこきゅうほう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「二木式腹式呼吸法」の意味・わかりやすい解説

二木式腹式呼吸法
にきしきふくしきこきゅうほう

文化勲章受章者二木謙三が提唱した方法で,平田篤胤や白隠禅師などの本に啓発され,一生懸命に深呼吸をやったところ,自分心身が丈夫になったという経験に基づいている。その方法は,岡田式静坐法とは反対のところがある。すなわち,息を吸うときは腹をふくらませ,その後少しこらえ,静かに息を吐き出す。息を吐くときは,腹がへこむようにする。吐き出したら,少し精神を落ち着け,それからまた吸う。この呼吸法でも岡田式と同様に,下腹はいつも力が入って固く緊張しているようにしていなくてはならないとする。

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