二条村(読み)にじようむら

日本歴史地名大系 「二条村」の解説

二条村
にじようむら

[現在地名]南伊豆町二条

加納かのう村の西、青野あおの川の支流二条川流域に位置する。もとは加納村に含まれていたが、承応年間(一六五二―五五)または寛文二年(一六六二)に分村したという(慶応二年「用水堰に関する願書」加納区有文書、「増訂豆州志稿」)。江戸時代の初めは幕府領、一部は元禄一一年(一六九八)旗本大岡領となり幕末に至り、残部は宝永五年(一七〇八)相模小田原藩領、延享三年(一七四六)幕府領、安永六年(一七七七)再び小田原藩領となり、天明五年(一七八五)幕府領、文化八年(一八一一)旗本本多領となり幕末に至る(「韮山町史」など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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