二次富化作用(読み)にじふかさよう

最新 地学事典 「二次富化作用」の解説

にじふかさよう
二次富化作用

secondary(super-gene)enrichment

初生鉱床の原品位が二次的に高められること。地表付近の酸化作用で溶脱した元素が下降して下位の初生鉱床を富化する。また,地表付近のFeやMnの酸化物・炭酸塩鉱床では脈石が溶脱して金属を富化する。硫化物鉱床では斑岩銅鉱床の二次硫化物富化作用(secondary sulfide enrichment)と同義。硫酸酸性水で溶脱したCuが酸化帯の下位に硫化物(主に輝銅鉱)として沈殿。この輝銅鉱は浅所に薄く広く広がり,輝銅鉱帯(chalcocite blanket)と呼ばれる。初生の黄銅鉱の量,黄鉄鉱/黄銅鉱比,地下水面,母岩と変質鉱物の種類,断層などの弱線帯などが重要な規制要素。また,銅鉱床内部やその付近に炭酸塩鉱物があるときは,銅の炭酸塩鉱物などを含む酸化帯に二次富化鉱を生成する。二次富化作用を受けた部分を二次富化帯という。

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参照項目:富化作用

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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