日本歴史地名大系 「二股温泉」の解説 二股温泉ふたまたおんせん 北海道:渡島支庁長万部町長万部村二股温泉[現在地名]山越郡長万部町字大峯長万部町の北西部、長万部岳の東麓にある温泉。明治三七年(一九〇四)嵯峨重良によって開設されたため、初め嵯峨(さが)温泉といわれた(鉱泉誌)。泉質は含ラジウム炭酸カルシウム泉で、泉温は摂氏五〇度。現在は二股らぢうむ温泉一軒が営業しており、胃腸病・皮膚病・貧血・慢性筋肉リウマチなどに効き、また湯の華細工が知られる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by