出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…特殊成分として放射能を含み,1965年国民温泉に指定された。温泉の湧出する河岸一帯には,石灰華の段丘があり,なかでも天狗の湯における石灰華の沈殿は,高さ20m,頂上部径10m,下部径25mにおよび,日本最大の規模で,特別天然記念物に指定されている。夏油渓谷のブナ林に囲まれたひなびた温泉で知られ,露天ぶろ,自炊宿が渓流沿いにあり,昔ながらの面影を残している。…
…地下水系の発達した石灰岩地域では,地下水の溶食作用によって大小の洞穴が生じる。これらを一般に石灰洞limestone caveというが,多くの場合,洞内は石灰華の堆積によって鍾乳石stalactiteなどが発達しているので,このような洞をとくに鍾乳洞という。しかし,実際には両者をはっきり区別しないことが多い。…
※「石灰華」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...