二股船(読み)ふたまたぶね

精選版 日本国語大辞典 「二股船」の意味・読み・例文・類語

ふたまた‐ぶね【二股船】

〘名〙 船体二股丸木舟一説に二艘をつなぎ合わせた船、つまり組船か。ふたまたおぶね。
書紀(720)履中三年一一月(図書寮本訓)「天皇、両枝(フタマタ)船を磐余市磯(し)の池(いけ)に泛ぶ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android