二臈(読み)にろう

精選版 日本国語大辞典 「二臈」の意味・読み・例文・類語

に‐ろう‥ラフ【二臈】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 一臈に次いで年功を積んだ人。
    1. [初出の実例]「一十四日、翁始れは、公人を召、二臈へ嘉例、親子猿楽、并に未貝をさへられ候へと通ず」(出典:わらんべ草(1660)三)
  3. 六位蔵人(くろうど)
    1. [初出の実例]「一臈はしをとらぬほど、二臈已下これをまつ」(出典:日中行事(1334‐38頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む