六位(読み)ろくい

精選版 日本国語大辞典 「六位」の意味・読み・例文・類語

ろく‐い‥ヰ【六位】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 位階の第六位。令制では正・従と上・下の区別があり、四階。明治以後は上・下が廃され二階となる。
    1. [初出の実例]「六位の衛府、諸大夫、品々にいかめしくて、あるじしたり」(出典:宇津保物語(970‐999頃)吹上下)
  3. ろくい(六位)の蔵人」の略。
    1. [初出の実例]「六位をめして、此女の帰らん所見おきて申せと仰られければ」(出典:古今著聞集(1254)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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