二葉憲香(読み)フタバ ケンコウ

20世紀日本人名事典 「二葉憲香」の解説

二葉 憲香
フタバ ケンコウ

昭和期の仏教史学者 京都女子学園理事長;龍谷大学名誉教授。



生年
大正5(1916)年3月8日

没年
平成7(1995)年11月15日

出生地
広島県高田郡刈田村(現・八千代町)

学歴〔年〕
龍谷大学文学部〔昭和18年〕卒,龍谷大学大学院修了

学位〔年〕
文学博士(龍谷大学)〔昭和49年〕

経歴
昭和21年満州から引揚げ、母校教壇へ。31年助教授、40年教授、44年文学部長・学長代行、学園紛争を切抜け、51年学長に。59年同名誉教授。のち京都女子学園長を経て、平成6年理事長。大学卒業と同時にいとこのテルエと結婚。生地・明願寺の住職は、10年来妻に坊守してもらう。著書に「親鸞の研究」「古代仏教思想史研究」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android