二重否定(読み)ニジュウヒテイ

デジタル大辞泉の解説

にじゅう‐ひてい〔ニヂユウ‐〕【二重否定】

否定の言葉を二度重ねて肯定の意味を強めたり、その肯定を婉曲(えんきょく)に表したりする語法。「辞退したいわけではない」「行かないわけではない」など。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

にじゅうひてい【二重否定】

否定を二つ重ねること。また、そうした言語表現。「 A でないのではない」「かくせざる者は無し」など。形式論理としては、単なる肯定に等しいが、一般の言語や弁証法では、単なる肯定にとどまらず何らかの含意を付加する。 → 否定の否定

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

にじゅう‐ひてい ニヂュウ‥【二重否定】

〘名〙 否定したものをもう一度否定することで、肯定を表わす。論理学では肯定とまったく同じだが、一般にはなんらかの情緒的意味を含む。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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