二重村(読み)ふたえむら

日本歴史地名大系 「二重村」の解説

二重村
ふたえむら

[現在地名]美麻村二重

現美麻村の中央やや南寄りに位置し、金熊かなくま川の源流地点に近い。大町から大塩おおしお村へ出て善光ぜんこう寺へ通ずる道に沿っている村である。

二重の名は文禄年間(一五九二―九六)に成立したとみられる筑摩安曇両郡郷村御朱印御高附に「四拾三石三斗五升八合 二重村」とあるのを初見とする。しかし村名の由来を明らかにしない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む