二食(読み)ニジキ

関連語 衆生 名詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「二食」の意味・読み・例文・類語

に‐じき【二食】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「じき」は「食」の呉音 )
  2. 二度の食事。また、一日に食事を二度だけすること。にしょく。
    1. [初出の実例]「そのくにの衆生は、つねに二食(シキ)をもてせん」(出典:妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)四)
  3. 仏語仏法を聞く功徳を法喜食、仏法を修する功徳を禅悦食と食事にたとえていう。
    1. [初出の実例]「正月以来、不飲食、吾別有二食。不汝等進」(出典:空華日用工夫略集‐嘉慶二年(1388)三月一四日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む