五つの敵(読み)いつつのてき

精選版 日本国語大辞典 「五つの敵」の意味・読み・例文・類語

いつつ【五つ】 の 敵(てき)

  1. 合戦で、大敵強敵弱敵破敵、随敵をいう。また、剛敵、若敵小敵などを挙げることもある。
    1. [初出の実例]「大将たらん者は〈略〉五つの敵に、それぞれの、会釈(あへしらい)ある所に」(出典甲陽軍鑑(17C初)品三三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android