五十韻(読み)ゴジュウイン

デジタル大辞泉 「五十韻」の意味・読み・例文・類語

ごじゅう‐いん〔ゴジフヰン〕【五十韻】

連歌・連句の形式の一。一巻ひとまきが50句からなるもの。懐紙1枚目の表に8句、裏に14句、2枚目の表・裏に各14句を記す。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「五十韻」の意味・読み・例文・類語

ごじゅう‐いん ゴジフヰン【五十韻】

〘名〙 連歌や俳諧で五〇句を区切りとすること。また一巻が五〇句で成り立っているもの。正式の百韻連歌に対して略式のもの。
連理秘抄(1349)「興尽きぬれば五十韻一折にてやがて止むる事、返々無念第一也」

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