五合無菜(読み)ゴゴウブサイ

精選版 日本国語大辞典 「五合無菜」の意味・読み・例文・類語

ごごう‐ぶさいゴガフ‥【五合無菜】

  1. 〘 名詞 〙 一日五合の扶持米だけで、菜も買えない身分。薄給の身分。
    1. [初出の実例]「五合無菜(ごがふブサイ)下部(しもべ)共」(出典浄瑠璃・聖徳太子絵伝記(1717)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android