五味沢村(読み)ごみざわむら

日本歴史地名大系 「五味沢村」の解説

五味沢村
ごみざわむら

[現在地名]小国町五味沢

小俣おまた村の東にあり、あら川の最上流域を占める山間地にある。近世初期の邑鑑に村名がみえ、高二二七石余、免二ツ五分、家数一四(うち役家五)・人数六九、役木として漆・桑をあげる。蒲生氏高目録帳では「こ見沢」とみえ、村柄は下。上杉領村目録によると高六八五石余、本免一ツ八分五厘余。反別は田四六町六反余・畑五町九反余・屋敷二町六反余(文化七年改)、家数四一(か)・人数二二〇、馬四〇。漆木は五千六五三本、うち役木五七四・百万本口三千二四八、御買紅花二四〇匁余・御買綿八〇匁余、蚕利五〇両二分二朱。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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