五所八幡宮(読み)ごしよはちまんぐう

日本歴史地名大系 「五所八幡宮」の解説

五所八幡宮
ごしよはちまんぐう

[現在地名]古賀市青柳

旧唐津街道に向かって鎮座する。古くは鷹野たかの神社、のち若宮八幡宮と変わり、さらに五所八幡宮となる(地理全誌)。応神天皇・神功皇后・玉依姫命・保食神・墨江三前神を祀る。旧村社。創建の時期は不明。応永年間(一三九四―一四二八)に書写し奉納された大般若経の一部を所蔵している。社蔵の棟札によれば、天正一一年(一五八三)戸次鑑連(道雪)によって「八幡大菩薩御宝殿」が造立された。江戸時代は青柳あおやぎ村・青柳町小竹おだけ村の産神。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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