五日の風(読み)いつかのかぜ

精選版 日本国語大辞典 「五日の風」の意味・読み・例文・類語

いつか【五日】 の 風(かぜ)

  1. ( 「論衡‐是応」の「太平之世、五日一風、十日一雨、風不枝、雨不塊、雨必至夜」による。多く「十日の雨」とともに使われる ) 五日に一度風が吹き、十日に一度雨が降ることで、気候が順調で太平なさまをいう。五風十雨(ごふうじゅうう)
    1. [初出の実例]「五日の風枝を鳴らさず、十日の雨壌(つちくれ)を破ることなし」(出典太平記(14C後)三二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む