五月雨月(読み)さみだれづき

精選版 日本国語大辞典 「五月雨月」の意味・読み・例文・類語

さみだれ‐づき【五月雨月】

〘名〙 陰暦五月の異称。つゆどき。《季・夏》
歌舞伎阿国御前化粧鏡(1809)大詰「傘に燕を取なせしは、五月雨月(サミダレヅキ)の兄が秀逸」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android