日本歴史地名大系 「五番町遊郭」の解説 五番町遊郭ごばんちようゆうかく 京都市:上京区仁和学区五番町五番町遊郭大正元年(一九一二)八月、府令六号で示された当遊郭の地域は、一番町(四番町に面する表側)・四番(よんばん)町(中立売通に沿う表側を除く)・五番町・三軒(さんけん)町(中立売通及び七本松通に沿う表側並びに中立売通以北と七本松通以西を除く)・白竹(しらたけ)町・利生(りせい)町である。この地域は北野天満宮を控え、また愛宕(あたご)山参詣の道筋にあたる。そこで「坊目誌」によれば、これらの人々を客として享保年間(一七一六―三六)には茶屋がみられるようになった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by