精選版 日本国語大辞典「五輪九字明秘密釈」の解説 ごりんくじみょうひみつしゃく ゴリンクジミャウヒミツシャク【五輪九字明秘密釈】 覚鑁(かくばん)著。一巻。永治元~康治二年(一一四一‐四三)成立。真言密教の立場から浄土教との融合を企てた書で、新義真言宗の教学の基礎を築いたとされる。五輪九字秘釈、頓悟往生秘観とも。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報