五鼎(読み)ゴテイ

デジタル大辞泉 「五鼎」の意味・読み・例文・類語

ご‐てい【五×鼎】

昔、中国で、大夫たいふ祭りに、五つかなえに牛・羊・(豚)・魚・(おおじか)の5種の肉を盛って、神前に供えたこと。

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精選版 日本国語大辞典 「五鼎」の意味・読み・例文・類語

ご‐てい【五鼎】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「鼎」は、昔食物を煮るのに使用した三本足の金属製の器 )
  2. 五つの鼎(かなえ)
  3. 中国で古代大夫(たいふ)祭礼に五種の肉味を各一つずつ、計五つの鼎に盛って神前に供えたこと。五種の肉味とは、牛・羊・豕(し)・魚・麋(び)ともいい、また、牛・豕・膚(腸胃)・魚・腊ともいう。〔孟子‐梁恵王・下〕

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