五龍(読み)ごりゅう

精選版 日本国語大辞典「五龍」の解説

ご‐りゅう【五龍】

[一] 中国古代、龍に乗ったという、皇伯、皇仲、皇叔、皇季、皇少の五人をいう。
※菅家文草(900頃)五・九日侍宴、群臣献寿「祥光欲見聯三象、宝祚応知邁五龍」 〔春秋緯命厤序〕
[二] 中国で五行説に基づく五つの龍神蒼龍、赤龍、黄龍、白龍、黒龍。また、角龍(木仙)、徴龍(火仙)、商龍(金仙)、羽龍(水仙)、宮龍(土仙)。〔鬼谷子‐本経陰符〕
[三] 中国の道教やわが国の陰陽道で雨乞いにまつる神。烏龍、蛇龍、蝦蟆龍、馬龍、魚龍の五つ。五龍神
御堂関白記‐寛仁二年(1018)六月四日「今夜初請雨経法、仁海修。又祭五龍吉平
[四] 仏教で五種の龍王のこと。五龍神。
(イ) 一蛇頭をもつ一頭龍王をはじめ、三頭、五頭、七頭、九頭の五つ。
(ロ) 嚩里迦龍王、母止隣陀龍王、阿難陀龍王、無熱悩龍王、姿竭羅龍王の五つ。
(ハ) 一七一龍王の一つ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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