井ノ口新村(読み)いのくちしんむら

日本歴史地名大系 「井ノ口新村」の解説

井ノ口新村
いのくちしんむら

[現在地名]加古川市東神吉町西井ひがしかんきちようにしいくち

井ノ口村の北西、加古川下流西岸平野部に位置する。慶長国絵図に井ノ口村の西に新村とみえる。正保郷帳では田方九二石余・畑方八石余。宝暦七年(一七五七)の村明細帳(糟谷家文書)によると、田六町余・分米一〇九石余、畑九反余・分米一〇石余、新田畑二反・分米一石余、小物成は犬米・草藁銀、扶持馬飼給料米七升余、家数二五・人数一〇八。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android