井上忻治(読み)イノウエ キンジ

20世紀日本人名事典 「井上忻治」の解説

井上 忻治
イノウエ キンジ

大正・昭和期の法学者 多摩美術大学名誉学長



生年
明治17(1884)年9月2日

没年
昭和51(1976)年6月12日

出生地
福岡県築上郡

学歴〔年〕
早稲田大学法学部〔明治38年〕卒

経歴
早稲田大学法学部教授、多摩帝国美術学校教授などを経て昭和28年多摩美術大学学長となった。46年から同大名誉学長。著書に「刑法総論」「社会連帯理念」「個人本位より社会本位へ」「裁判官解放」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井上忻治」の解説

井上忻治 いのうえ-きんじ

1884-1976 大正-昭和時代の法学者。
明治17年9月2日生まれ。ドイツに留学し,大正2年母校早大の教授。6年早稲田騒動により解職となる。昭和10年多摩帝国美術学校の教授,28年多摩美大の創立とともに学長。昭和51年6月12日死去。91歳。福岡県出身。著作に「刑法総論」「社会連帯の理念」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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