井上惣兵衛（読み）イノウエソウベエ

20世紀日本人名事典「井上惣兵衛」の解説

生年: 文久1年3月(1861年)
没年: 昭和8(1933)年1月5日
出生地: 兵庫県的形村
経歴: 製塩用石釜の改良にあたり、明治36年鋳鉄釜を使った井上式鉄製塩釜裏塗法の特許を取得。当時の塩田の約8割に普及した。のち兵庫県的形村村長を務めた。

出典　日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」（2004年刊）20世紀日本人名事典について　情報

1861－1933　明治-大正時代の実業家。
文久元年3月生まれ。製塩用石釜(いしがま)の改良にとりくみ,明治36年鋳鉄釜をつかった井上式鉄製塩釜裏塗法の特許をえる。釜は全国の塩田の約8割に普及したという。生地兵庫県的形(まとがた)村(姫路市)の村長をつとめた。昭和8年1月5日死去。73歳。

出典　講談社デジタル版日本人名大辞典+Plusについて　情報 | 凡例

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