井上清太郎(読み)イノウエ セイタロウ

20世紀日本人名事典 「井上清太郎」の解説

井上 清太郎
イノウエ セイタロウ

明治・大正期の土木技術者



生年
嘉永5年(1852年)

没年
昭和11(1936)年1月

出身地
京都府

経歴
オランダ人技師デレーケに砂防工法を学ぶ。のち内務省土木局職員となり、淀川富士川などの改修に携わる。明治27年第5区土木監督署に転じ、田上山(滋賀県)の砂防に尽くした。著作に「砂防大意」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井上清太郎」の解説

井上清太郎 いのうえ-せいたろう

1852-1936 明治-大正時代の土木技術者。
嘉永(かえい)5年生まれ。オランダ人技師デ=レーケに砂防工法をまなぶ。内務省土木局職員となり,淀川,富士川などの改修にたずさわる。明治27年第5区土木監督署(大阪)に転じ,はげ山となっていた田上(たなかみ)山(滋賀県)の砂防につくした。昭和11年1月死去。85歳。京都府出身。著作に「砂防大意」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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