井上頼寿(読み)イノウエ ヨリトシ

20世紀日本人名事典 「井上頼寿」の解説

井上 頼寿
イノウエ ヨリトシ

昭和期の民俗学者



生年
明治33(1900)年7月17日

没年
昭和54(1979)年3月23日

出身地
三重県

学歴〔年〕
神宮皇学館卒

経歴
民俗学者として湖国各地を踏査し、古習・神事の聞き取り・文献調査を重ね、生涯神事研究に携わった。著書に、滋賀県神社庁から委嘱を受けまとめた「近江祭礼風土記〈正・続〉」や「京都民俗志」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井上頼寿」の解説

井上頼寿 いのうえ-よりとし

1900-1979 昭和時代の民俗学者。
明治33年7月17日生まれ。京都府立第二中学,京都国学院などでおしえるかたわら,山城(京都府)を中心とする宮座と講を調査し,昭和8年「京都民俗志」をあらわす。のち京都府立総合資料館嘱託となり,東寺百合文書を調査した。昭和54年3月23日死去。78歳。三重県出身。神宮皇学館卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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