井上高重屋敷跡(読み)いのうえたかしげやしきあと

日本歴史地名大系 「井上高重屋敷跡」の解説

井上高重屋敷跡
いのうえたかしげやしきあと

[現在地名]三次市畠敷町

上畠敷かみはたじき山中にある大谷池より流れ出る川の西、岩屋寺谷いわやじだに川との間の平地にあり、土居どい地名と土塁の遺構が残る。

井上高重について「芸藩通志」は「井上新左衛門は三吉隆亮が妹甥たり、京都に没す、子京稚丸とよぶ、隆亮召して家老とし、亦井上新左衛門と称す、後に佐渡高重と改む」と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 菩提寺 土居

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android