井岡一翔(読み)いおかかずと

知恵蔵mini 「井岡一翔」の解説

井岡一翔

日本のプロボクサー。1989年3月24日、大阪府生まれ。身長165センチ。井岡ボクシングジム所属。叔父は同ジム初代会長でプロボクサー時代に世界王座2階級制覇を達成した井岡弘樹。父は同ジム現会長で元プロボクサーの井岡一法。中学1年生でボクシングを始める。高校卒業後は東京農業大学に進学して北京オリンピック出場を目指したが、代表選考大会で敗れて出場を逃し、プロ転向のため2年で同学を中退。09年にプロテストに合格してB級ライセンスを取得する。同年のプロデビューから無敗のまま日本ライトフライ級王座を獲得し、世界王座挑戦へ専念するため同王座を返上。11年に国内史上最速の7戦目でWBC世界ミニマム級王者となる。12年、日本人による初のWBA・WBC世界統一王座を獲得。同年にはWBA世界ライトフライ級王座にも輝き、日本人選手最短のプロ11戦目での2階級制覇を達成。13年には同ライトフライ級タイトルマッチで2度目の防衛に成功した。

(2013-9-13)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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