井深八重(読み)イブカ ヤエ

20世紀日本人名事典 「井深八重」の解説

井深 八重
イブカ ヤエ

大正・昭和期の看護婦 神山復生病院名誉婦長。



生年
明治30(1897)年

没年
平成1(1989)年5月15日

出生地
台湾

学歴〔年〕
同志社女子専門部英文科〔大正7年〕卒

主な受賞名〔年〕
フローレンス・ナイチンゲール章〔昭和36年〕,朝日社会福祉賞〔昭和52年〕

経歴
大正8年、22歳の時ハンセン氏病患者として、静岡の神山復生病院へ。誤診だったとわかるが、東京の看護学校の速成科を終了後、同病院へ戻り、最初の看護婦となる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井深八重」の解説

井深八重 いぶか-やえ

1897-1989 大正-昭和時代の看護婦。
明治30年10月23日台湾台北生まれ。長崎高女で英語をおしえる。大正8年ハンセン病の疑いで静岡県神山(こうやま)復生病院に入院,精密検査で誤診とわかる。12年看護婦となって同病院にもどり,60年にわたりハンセン病患者につくした。昭和36年ナイチンゲール記章。平成元年5月15日死去。91歳。同志社女学校専門部卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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