井随村(読み)いずいむら

日本歴史地名大系 「井随村」の解説

井随村
いずいむら

[現在地名]潟東村井随

西は熊谷くまがい村、南は木滑きなめり(現月潟村)に接する。鷲尾九郎左衛門の開発といわれ、当初幕府領。寛永一三年(一六三六)の新潟与亥御成ケ本帳(菊屋文書)に前年に一八石九斗余の年貢米上納とみえ、また同一八年の新潟与巳割付本帳(同文書)には高五四石七斗余、うち一斗は野手高新田成で引かれ、残り五四石六斗余のうち本途三一石九斗余・免六ツ・取米一九石一斗余、新田二二石四斗余・免四ツ・取米八石九斗余、野手三斗・免五ツ・取米一斗余、ほかに新田見取五斗余を合せ取米合計二八石八斗余とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android