日本歴史地名大系 「潟東村」の解説 潟東村かたひがしむら 新潟県:西蒲原郡潟東村面積:二四・〇四平方キロ西蒲原郡の東部中央、信濃川派川の中(なか)ノ口(くち)川西岸の沖積地に位置する。旧鎧(よろい)潟の東に当たる。味方(あじかた)・月潟(つきがた)・中之口(なかのくち)三村と巻(まき)・西川(にしかわ)・黒埼(くろさき)三町に囲まれる。西の境は新(しん)川が北流する。高所で三メートルに足らず、地勢は平坦。五之上(ごのかみ)の西方は近世までは御封印野(ごふういんの)とよばれた湿地で、幕府領であった。洪水の常襲地帯であったが、文政元年(一八一八)鎧潟の排水のため新川が開削され、大正元年(一九一二)には改修が成った。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by