亡臣(読み)ボウシン

デジタル大辞泉 「亡臣」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐しん〔バウ‐〕【亡臣】

他国へ逃亡した臣。

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精選版 日本国語大辞典 「亡臣」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐しんバウ‥【亡臣】

  1. 〘 名詞 〙 他国へ逃亡した臣。亡命の臣。
    1. [初出の実例]「六邪 リクシャ 〈略〉愚臣 諛臣 亡臣 バウシン」(出典:いろは字(1559))
    2. [その他の文献]〔礼記‐檀弓下〕

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普及版 字通 「亡臣」の読み・字形・画数・意味

【亡臣】ぼう(ばう)しん

亡命の臣。〔礼記、檀弓下〕晉の獻の喪に、秦の穆、人をして子重耳を弔せしむ。~對へて曰く、君、臣重耳を惠弔す。身喪(ほろ)び、死して、哭泣の哀に與(あづか)るを得ず、以て君の憂ひを爲せり~と。稽(けいさう)して拜せず、哭して(た)つ。

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