



るるなり」とし、入+
(いん)の会意字で、僻処ににげ隠れる意とするが、乏・
(こう)などと同じく死者の象。
はなおその頭髪を存する形である。无(む)は
の異体字。死去の意より亡失の意となる。亡命者を亡人といい、亡命のときには死葬の礼を用いた。否定詞に用いるのは無・
などと同じく、仮借の義である。
などと同じく、仮借の義。
ナシ・ホロブ・ナイガシロ・ニグ・ウス・シヌ・ウスシ 〔字鏡集〕
ウク・ニグ・ウス・ナシ・シヌ・ホロブ・ヤスミ・ウスシ・ワスル・ナイガシロ・カタブク・アマレリ・ウシナフ
(望)・無・
(かい)の四字をこの部に属する。乍は枝を撓(たわ)める形で、まがきを作り、木の枝を圧窄する象。
はもと臣(目)に従う形で、遠くを望む望気の礼。無は
(舞)の初文で、褒袖の人の舞う形。また〔説文〕十二下が無の奇文としてあげる无は、
の異文。
は勹(ほう)+
の形で屍骨の象。この字だけが
に従う。この屍骨の呪霊によって祈るので、
は祈
(きかい)・
求の意に用いる。曷(かつ)は
と曰(祝詞)とに従い、喝して求め、謁して求める意である。
声として喪・
・肓・
(忘)・長・
・
(妄)・氓など十八字を収めるが、喪・肓(こう)・長・
などはその声ではない。喪は犬牲に従う字、長は長髪の人、肓は胸骨の形に従い、
は屍骨の
になお頭毛を存している形で、
(荒)の初文。〔説文〕のこの部には字説を誤るものが多い。
miuangの本義は死亡。滅miat、蔑myatは声が近く、滅は火を以て祓う意、蔑(べつ)は媚女(呪祝をする巫)に戈(か)を加えてその呪力を絶つ意。一応否定的な意をもつ。罔miuangは同声で
(網)の初文。無・毋miua、靡miai、末muat、未・勿miu
t、
makなども声近く、否定詞に用いる。
は
(暮)の初文で、これも一応否定的な意をもちうる語である。この系統の音が、否定詞に用いられる。
▶・亡帰▶・亡機▶・亡去▶・亡
▶・亡君▶・亡兄▶・亡欠▶・亡闕▶・亡戸▶・亡故▶・亡国▶・亡魂▶・亡散▶・亡
▶・亡児▶・亡失▶・亡室▶・亡日▶・亡者▶・亡酒▶・亡臣▶・亡人▶・亡政▶・亡絶▶・亡走▶・亡徴▶・亡逃▶・亡匿▶・亡徳▶・亡八▶・亡
▶・亡父▶・亡敝▶・亡逋▶・亡命▶・亡滅▶・亡羊▶・亡虜▶・亡隷▶・亡謂▶・亡射▶・亡益▶・亡何▶・亡窮▶・亡形▶・亡芸▶・亡辜▶・亡罪▶・亡識▶・亡実▶・亡道▶・亡用▶・亡慮▶出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...