精選版 日本国語大辞典 「亥子の祝い」の意味・読み・例文・類語 いのこ【亥子】 の 祝(いわ)い 「亥の子①」の亥の刻に新穀でついた餠を食べて祝うこと。また、その祝い。宮廷行事として平安初期から行なわれ、中世以後特に盛んになる。また、後世、民間では収穫祭の日として、新穀の餠をついて食べあい、子供たちがわら束や石で地面を打ちまわる。万病をはらうためとも、イノシシの多産にあやかった子孫繁栄のまじないともいう。玄猪(げんちょ)。〔鎌倉殿中以下年中行事(1454か)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例