事典 日本の地域ブランド・名産品 「京たたみ」の解説
京たたみ[その他(工芸)]
きょうたたみ
京都産の畳。畳は1300年の歴史を有し、奈良時代の『古事記』にもしばしば登場する。現在の畳には家庭用の一般畳と神社仏閣で使用される有職畳の2種類がある。そのうち厚畳・拝敷といった有職畳は高度な技術を必要とし、ほとんどが京都で生産されている。独特の風情を持つだけでなく、保温性にも優れ丈夫で機能的。伝統的な技術が継承され、いまも手縫いによる生産がおこなわれている。京都府伝統工芸品。2007(平成19)年12月、特許庁の地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5101848号。地域団体商標の権利者は、京都畳商工協同組合。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報