京の着倒れ(読み)キョウノキダオレ

デジタル大辞泉 「京の着倒れ」の意味・読み・例文・類語

きょう着倒きだお

京都の人は、破産するほど衣服にお金をかけるということ。「大阪の食い倒れ」に対していう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「京の着倒れ」の意味・読み・例文・類語

きょう【京】 の 着倒(きだお)

  1. 京都の人は、とかくぜいたくな衣服を着ることに心を傾けるあまり、身代を倒してしまう風(ふう)がある。「大阪の食い倒れ」に対していう。
    1. [初出の実例]「商人のよき衣きたるは他国に異にして、京の着だをれの名は、ますます西陣の織元より出」(出典:滑稽本・東海道中膝栗毛(1802‐09)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android