事典 日本の地域ブランド・名産品 「京みょうが」の解説
京みょうが[葉茎菜類]
きょうみょうが
京都市伏見区桃山地区・城陽市で生産されている。江戸時代末期頃、伏見区桃山の茗荷屋平兵衛という農民が、湧水を用いて人工栽培することを思いついたのが始まりという。5月に貯蔵苗を畑に植え、9月下旬〜10月上旬に出荷する。その後、地上部が枯れた株を掘り取り、12月下旬〜2月上旬のあいだ湧水をかけ流して育て、冬期にも出荷される。京の伝統野菜。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報