京繻子(読み)きょうじゅす

精選版 日本国語大辞典 「京繻子」の意味・読み・例文・類語

きょう‐じゅすキャウ‥【京繻子】

  1. 〘 名詞 〙 京都産の繻子。天正年間(一五七三‐九二)、京都で中国の法にならって織り始めたという。女物帯地に多く用いる。
    1. [初出の実例]「法性の京繻子を今さとり得てあっち物にぞついなられける」(出典:狂歌・狂歌乗合船(1730))

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