京都代官屋敷跡(読み)きようとだいかんやしきあと

日本歴史地名大系 「京都代官屋敷跡」の解説

京都代官屋敷跡
きようとだいかんやしきあと

二条城の西、西町奉行所北に千本せんぼん通に面して寛文四年(一六六四)以後所在。この地は現西にし京小堀きようこぼり町付近にあたる。

京都御役所向大概覚書による規模は東西三一間半、南北五二間。千本通を隔てて西側には下屋敷があった。

寛文四年初代代官を命じられた鈴木伊兵衛重辰は、千本二条に代官屋敷を新築。この屋敷が二代五味藤九郎豊旨、そして三代小堀仁右衛門正憲以下歴代小堀氏の京都代官役屋敷となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android