精選版 日本国語大辞典 「人丸供養」の意味・読み・例文・類語 ひとまる‐くよう‥クヤウ【人丸供養】 〘 名詞 〙 人丸忌に、柿本人麻呂の肖像をかけて、香花・供物をそなえて開いた会。平安時代、和歌所や貴族の屋敷で開き、多く、歌の会を催した。人麻呂影供。人丸影供。人丸供。[初出の実例]「はじめにほのぼのの歌を声を引きて三反詠ずる事は、人丸供養の時の事歟」(出典:愚秘抄(1314頃)鵜末) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例