ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「人工論」の意味・わかりやすい解説 人工論じんこうろんartificialism 幼児の知的特徴を表わすために,J.ピアジェが提出した用語。幼児期において,たとえば「湖はおとなが掘って水を入れた」というふうに,すべての対象や現象は,人間がつくりだしたものだと認識される段階がある。このような幼児の思考方式を人工論と呼び,いわゆる自己中心的認知構造の一つと考えられている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by