認知構造(読み)にんちこうぞう(その他表記)cognitive structure

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「認知構造」の意味・わかりやすい解説

認知構造
にんちこうぞう
cognitive structure

K.レビンの心理学で用いられた基本概念の一つ。行動する主体である生体に認知されたものとしての環境のこと。生体の要求などによりその内容が規定され,必ずしも物理的環境の正確な反映ではないが,行動の起り方に直接影響している。また学習や思考過程にみられる行動の変化を,認知構造の変化として説明する考え方もある。生活空間,緊張体系などとともに,レビンの行動理論の中軸をなしている。最近では,多くの認知論的心理学説の中心概念となっている。

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