人愛(読み)ニンアイ

精選版 日本国語大辞典 「人愛」の意味・読み・例文・類語

にん‐あい【人愛】

  1. 〘 名詞 〙 人倫のまじわり。人づきあい。人あしらい。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「人としても、〈略〉天道にも背き、にんあひにも外れなんず」(出典:仮名草子・伊曾保物語(1639頃)中)

じん‐あい【人愛】

  1. 〘 名詞 〙 人に好まれる愛嬌(あいきょう)
    1. [初出の実例]「ふる雪に茶臼のたまりはつか也〈其角〉 今度の住持人愛のよき〈芒風〉」(出典:俳諧・雑談集(1692)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む