人枡(読み)ヒトマス

デジタル大辞泉 「人枡」の意味・読み・例文・類語

ひと‐ます【人×枡】

昔、軍勢をその中に入れて人数をはかるため、城外に設けた枡形

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「人枡」の意味・読み・例文・類語

ひと‐ます【人枡】

〘名〙 人をいっぱいに入れて、およその人数をはかったり、はみ出した者を除外したりするために設けられた枡形。軍勢を数えたりした。
歌舞妓事始(1762)二「人々を招きよせ、又人升よりはかり出すの時用ゆ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android