人肌(読み)ヒトハダ

デジタル大辞泉 「人肌」の意味・読み・例文・類語

ひと‐はだ【人肌/人膚】

人のはだ。また、それくらいの温かさ。「酒のかんは―がいい」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「人肌」の意味・読み・例文・類語

ひと‐はだ【人肌・人膚】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 人間皮膚。他の人のはだ。
    1. [初出の実例]「その枝に人はだのやうにて押しつけたる歌」(出典:天祿四年円融院・資子内親王乱碁歌合(973))
  3. 人間の皮膚のぬくみ。人の皮膚ほどのあたたかさ。
    1. [初出の実例]「いらふて見ましたれば、まだ人肌(ハダ)で御座った」(出典:虎寛本狂言・仏師(室町末‐近世初))
  4. 比喩的に、人間らしいあたたかみ。
    1. [初出の実例]「此らの人肌のかよってゐる市井語の自在なる使駆は」(出典:寄席風俗‐上方落語・芝居噺研究(1942)〈正岡容〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む