日本歴史地名大系 「人見町」の解説 人見町ひとみちよう 北海道:渡島支庁函館市旧函館区地区函館人見町[現在地名]函館市人見町昭和六年(一九三一)九月に設定された町。松蔭(まつかげ)町の南に位置し、それまで函館区大字亀田村(かめだむら)の字であった湯川通(ゆのかわどおり)・柏野(かしわの)の各一部を町域とした(函館市字地番改正調書)。柏野に広がる柏の木が人影に見えたとの言伝えがあり、これが町名の由来である(函館地名考)。昭和三〇年の国勢調査では世帯数五八八・人口二千五五五、運輸関係者が就業人口比で二八パーセントを占めていた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by