人遣(読み)ひとやり

精選版 日本国語大辞典 「人遣」の意味・読み・例文・類語

ひと‐やり【人遣】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 自分意志ではなく、他からしいられてすること。
    1. [初出の実例]「人やりの道ならなくに大方はいきうしといひていざ帰りなん〈源実〉」(出典:古今和歌集(905‐914)離別・三八八)
  3. 人を行かせること。
    1. [初出の実例]「月影はまだ夜ふかしとやすらへばはや人やりの鳥はなくなり〈藤原光俊〉」(出典:新撰六帖題和歌(1244頃)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む