人間五十年(読み)にんげんごじゅうねん

故事成語を知る辞典 「人間五十年」の解説

人間五十年

人生が短いことのたとえ。

[使用例] 人間、五十年、ぜいたくをして、食って過ぎるだけなら、何も盗ッ人なんて、短気な世渡りをするにゃ当らねえぜ[吉川英治*雲霧閻魔帳|1933]

[由来] 伝統芸能の一つ、こうわかまいの「あつもり」から。源平合戦の際に、若くして討ち死にした武将平敦盛題材にした作品。その一節に、「人間五十年、てんのうちをくらぶれば、夢まぼろしのごとくなり(たった五〇年の人生は、らくてんの人々にくらべれば、夢や幻のようなものだ)」とあります。「化天」とは、仏教で信じられている天上界の一つ、化楽天のことで、そこに住む人々は八〇〇〇歳も生きるそうです。

[解説] 「敦盛」は、戦国時代の武将、織田信長が好んで舞った曲として、知られています。

出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む